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ゲームをすると頭が良くなる!?【経験と考察】

うらめしやー、どうも裏飯屋です。

 

子供の頃ゲームばかりして親に怒られたりゲームを制限、禁止されていたりしていた人も多いかと思います。

 

大半の親にとって子供にはやはり学問の勉強をして欲しいものでありゲームは頭が悪くなる悪いものだと思われているものです。

 

しかし最近ではゲームをすることによって頭が良くなるという研究も数多く出てきており「結局どっちなんだ!!」と感じている方もいると思います。

 

今回はこの「ゲームは頭が良くなるのか、悪くなるのか」をテーマにしてネット上に落ちているデータを参照しつつ、筆者の経験や考えを交えてまとめました。

 

そもそも頭が良くなるとは?

 

そもそもの問題、頭が良くなる、頭が悪くなるとはなにか?

 

頭がいいについても、「学問をしっかり納めている」「頭の回転が速い」「頭のキレがいい」「発想(アイディア)がいい」等、細分化すればキリがなく、分析力、推理力等々もっと沢山あると思います。

 

そしてこれを勘違いしている人、定義が狭い人が世の中には多いと思います。筆者は世の中の親御さん達はこの定義が【学校の成績】だけになっている人が多いからだと考えております。

 

集団教育を行う学校というシステム上、学生達に競わせる事によって勉学のモチベーションや成績の上昇を促すようになっておりこの点については合理的でとても良いと思います。

 

しかしテストの点数、それによる学年内の順位によって成績が数値化されていることが頭がいいという定義を狭めている大きな原因だと筆者は考えております。

 

数字というものは世界共通で数字の意味でもはっきりと上と下の順番が決まっており数値化というのはとても分かりやすく物事の優劣を決めれます。

 

そして学校というものは学問しか学ばない事、親は子供の客観的な評価がわかるものが学校の成績だけだということ、これらの事から【頭がいい=学校の成績が、テストの点数がいい】という認識になってしまっているということです。

 

するとどうでしょう、ゲームは学問に全くとは言いませんが関係なく、学問の勉強の時間を奪う邪魔なものでしかありません。なのでゲームが頭が悪くなるという認識は一般的な認識のなかでは間違ってはいないのです。

 

何故ゲームが悪い事だと認識されているのか?

上記の最後でも述べましたが1つは一般的な認識上ゲームというのは学校の勉強の時間を奪う悪い要因にしかなっていないことですが、その他にもゲームというそもそものイメージが悪いということです。

 

そもそもゲームとは様々なジャンルがあります。パズル、シューティング、アクション、RPG、FPS、TPS、テーブル、シミュレーションect

 

ゲームに明るい人ならジャンルの違いも分かりますし 「RPGはロールプレイングゲームの略」「FPSはファーストパーソンシューティング(1人称視点)」という意味も分かりますがゲームに明るくない人はジャンルの意味も分かりませんしジャンルの種類も挙げれません。

 

 

 

さて突然ですがゲームというと何を想像しますか??

 

 

 

 

 

 

 

 

今、大半の人が武器を使うFPSやTPS、それ以外にも思い出のあるRPGやFFやドラクエ等イメージしたと思いますがテーブルゲームやパズルゲームやギャルゲーを連想した人は少ないと思います。

 

というのも人間というものは悪いイメージの方が強く印象に残る生き物なのでゲームに明るくない人はゲームといえばどうしても(人気というのもありますが)戦争ゲームやグロテスクなゲームのイメージが一番最初にとまではいきませんが強く出てきます。

 

FFやドラクエなど、思い出でゲームを連想した人は恐らく大半の人がゲームに明るい経験者でしょう。

 

このように一般人からするとゲームというのは人殺しゲームやモンスターを切り刻んで血が沢山吹き出るゲームは人気ということもありどうしてもイメージが根付いてしまっていてこれが悪く思われる、教育に良くないといわれるもう1つの要因だと考えております。

 

ゲームで頭が良くなった例、その他の研究結果

さてここでマイナスの要因はほぼ吐き出せたと思います。次にいい例を挙げてみましょう。以下ネットから拾ってきたものを纏めたものです

 

テトリスをすることにより大脳皮質が厚くなった(ニューメキシコ州アルバカーキにある研究機関Mind Research Network)

スーパーマリオ64を日に半時間のプレイを2ヶ月続けた場合、明らかに脳が大きくなるということが判明した Simon Kühn(サイモン・クーン)

週20時間以上ゲームをする人と、全くゲームをしない人の2グループを対象に学習能力をテストするパズルを解いてもらう実験を行った。結果、ゲームをするグループの方が好成績だった他、問題の解き方にマルチタスクのアプローチが際立っていた (ドイツ、ルール大学)

RTSゲーム「スタークラフト2」を頻繁にプレイする人は空間把握能力が向上している (ワルシャワ、私立大学研究チーム)

 

これらはまだまだ一部ですがこのように脳にいい研究結果も多く出てます。

そして研究結果ごとに言えるのは「やるゲームのジャンルにおいて伸びている能力が違うということです」

 

例えばRTSゲーム(リアルタイムストラテジー)においてはマルチタスク能力が、FPSでは反射神経が、パズルでは記憶力がと、上げた要素だけではありませんが脳に色々な向上をもたらす事ができます。

 

 

まとめ

筆者は物心付く前からゲームをしていました。そしてゲームに対し貪欲で雑食で様々なゲームを経験してきました。その代わりに学問が少しおろそかになり学問についてはバカで頭が悪いです。

 

しかし友人や他人からは頭がいいと言われたりすることがあります。(自分で言いますが)物覚えがとても速かったり空間把握能力が秀でていたり麻雀が強かったり人の思考が読めたり物事や意見に対してまず即答せずに1クッション置いて自分の立場、相手の立場、客観的に見てどうなのかそれらを実行した時に何が起こることが想定されるのか、等考えたりする事が出来ます。そしてこれらの能力はゲームから与えられたものだと実感してます。

さらに大人になってから分かったのですが幼稚な人、頑固な人、視野が狭い人、差別する人、自分で考えきれない人等、意外ととても多いということです。

勿論完璧な人間なんていませんし自分にも欠点はあります。しかしゲームをしていなかったら上記に書いてある能力も身についてないですしもっと酷い残念な大人になっていただろうと思います。中学生の頃めちゃめちゃ残念な人だったので

 

筆者の体感ですが学問だけ学んできた人は頭が固く柔軟な発想が出来ない人が多いイメージです。同時に、学問を学びながら色々なことにチャレンジする人、人間関係も経験してきた人にはほんとに勝てないなぁとも思います。

 

ゲームというものは毒にも薬にもなるというのが筆者の考えです。

ゲームをやりすぎても学問が疎かになるし1つのジャンルのゲームだけをやっても1つの能力しか身に付かないですし適度なゲームは息抜き、ストレス解消、とメンタルケアにもなりますし様々なゲームを経験することによって能力は勿論感受性や達成感や感動も手に入れることが出来ると思います。

 

毒にも薬にもなるのでもちろんそれ以外の刺激的な経験等があれば別に摂取しなくてもいいのです。人生にゲームが必要なければそれでいいのです。

 

いいたい事はゲームは悪いものじゃない。人を成長させてくれるコンテンツの1つだと言うことです。

 

筆者は子供がいないので教育については分かりませんがお子さんがいる方々がこの記事を読んでくれているのならゲームを子供を成長させる1つのツール、手段として上手く使って欲しいと思っています。一緒に楽しむもよし、ご褒美に使うもよし、勉強や脳トレに使うのもよしです。

 

まとめが長くなりましたが今回はここまでにしようと思います、それではまた