ゲームレビュー

じんるいのみなさまへ 全クリレビュー&評価

 

 

うらめしやー、どうも裏飯屋(@urameshiya_kgs)です。

 

自分の大好きな推しゲーム会社、日本一ソフトウェアから6月27日にリリースされた「じんるいのみなさまへ」をトロコンし全クリしたので感想を書きなぐっていこうと思います。(埋め込みは自分の別垢)

 

 

[box class=”yellow_box” title=”目次”]

前置き(日本一ソフトウェアへの愛&筆者の考え)

アドベンチャー&ノベル(百合もあるぞ!)

ゲーム内容

まとめ

[/box]

 

前置き(日本一ソフトウェアへの愛&筆者の考え)

 

さて、クリアしたのでネタバレにもビビる事もなくなりハイパー無敵モードになった裏飯屋はウキウキでレビューを検索してみたのだが…

 

評価が低い…

 

おそらく日本一ソフトウェアというゲーム会社としてはおそらくマイナーな方に入るあまり大きくない会社のゲームということもあり元より注目はされていないのは知っていましたが発売前から地雷だのなんだの散々言われていたのが現状です。

 

…とまぁここは自分も予想してました。というよりまぁそうだよなと

発売前情報の時点でグラフィックも良くないしゲームとしてのクオリティもお世辞にもいいとは言えない。女の子は可愛いけど何が楽しいんだろう、と普通のゲームユーザーなら思ったはずです。買ってプレイしてみるまでもない、そのような未プレイでのレビューも多く見られました。

 

正直日本一ソフトウェアのファンであり信者の域(初週購入は義務)でもある自分からみても納得の低評価です。

 

なぜなら昨今のゲームはグラフィック、爽快感、アクション性等が重視されておりユーザー間で流行っているのもFPS、PvP、バトロワ、アクションアドベンチャー等です。

それに対して日本一ソフトウェアの長所であり得意ジャンルはそれとは真逆にあると言ってもいいアドベンチャー、ターン制ストラテジー、ノベルゲー等です。

魔女と百騎兵のようなアクションRPGも出してますが今日に至るまでほぼ全てが上記にあげたジャンルで勝負してきています。

 

自分はなぜ日本一がそこにこだわり続けるのかは分かりません。(資金力技術力不足って言った人怒らないから出てきなさい)が、そのこだわりで戦ってきた日本一だからこそシナリオがすばらしく、オリジナルのシステムやアイディアをぽんぽん出してくる発想力、オリジナリティがあり、それが強みであり魅力でもあります。

自分が「じんるいのみなさまへ」を購入した理由がそこにもあります。「システムやクオリティは期待できなくても日本一なら間違いないシナリオを組んでくる」そう思わせるだけの実績と信頼が日本一にはあったからです。

実際日本一はダークなシナリオ、鬱シナリオを普通にぶっこんできますしちゃんと同作品で感動もハッピーエンドもグッドエンドも入れてきます。今回の「じんるいのみなさま」もポストアポカリプス(終末感)やノスタルジック感がありあらすじを読んで「間違いない」と思い購入決定しました。

 

ここまで読んでくれた方はもうお分かりかと思いますが自分はゲームにおいて「シナリオ」を重視します。もちろんアクションゲームやFPSもしますし雑食で全ジャンルこなします。クオリティ重視のゲームはクオリティを楽しみますしアクション重視のゲームはアクションを重視して楽しみシナリオ重視のゲームであればシナリオを楽しみます。

 

「じんるいのみなさま」が不評である理由として時代の流行に合っていないゲームだからだという理由が大きいと思います。簡単に言うと現在のゲームユーザーの需要には合っていないゲームですかね。

長くなってるのでそろそろレビューを

 

アドベンチャー&ノベル(百合もあるぞ!)

 

公式ジャンルはガールズアドベンチャー、以下あらすじ

とだいぶゆるい感じになっておりますが記憶を改ざんされてそうなフレーズもあり少し怪しいと感じたプレイヤーも多いと思います。

しかし発売前の生放送でもディレクターが「鬱要素はありません」と断言していたこともありヒロインの5人が真実を探しながらも終始ゆるゆる百合百合と進行していきます。

 

最後までプレイした感じだとノベルゲーに近かったです。

採取や探索や料理要素はあるもののトロフィーコンプリートをしないのであれば全くやる必要はなく、シナリオを読み進めるだけの場合ちょっとミッションで探索してノベルパートという風にクリアだけを考えるならとても早く終わります。

 

このゲームを楽しめる層は筆者みたいにシナリオ好きか百合好きのプレイヤーに限定されると思います。その他のゲーム要素を楽しみたい方には正直お勧めは出来ません…冒頭で評価が低いのも納得といったのはこの部分です。あとはトロフィー収集目的のプレイヤーですかね。

 

ゲーム内容

 

上記でアドベンチャー&ノベルといいましたがこのゲームはざっくりまとめるならサバイバルアドベンチャーだと思います。

しかしサバイバル要素は蛇足でありゲームの進行で最低限こなすだけでOKです。栽培や狩り等の食料調達や道具の作成等できますがシナリオを進めるにあたってやる必要はないです。進行中に「○○を入手しよう」や「○○に行こう」とガイドが出るのですがそこで1つ入手すれば大丈夫です。

まとめるとこのゲームのメインはシナリオ(アドベンチャー部分)でそれ以外は蛇足といった感じですかね…これにクオリティの低さが加わっての低評価だと自分は考えています。

 

しかしシナリオもとてもよく描けており舞台設定もしっかりしており作中の疑問なども全部回収します。舞台が秋葉原なのもシナリオを勧めれば納得の行く理由が出てきますし5人のキャラ分けと役割分担がしっかりできており掛け合いは見ているだけでニコニコできます。登場人物は女の子だけしかおらず途中からカップリングも芽生え百合百合しだすのが一番のポイントで最初はなんの対象でもない仲が少しずつ深まっていき恋仲に芽生える…といった百合好きにはたまらない展開と掛け合いが本当にたまらない…(語彙力)

メインヒロインの榛東京椛の他に4人の登場人物がいますがストーリーの途中から京椛以外のペアが百合百合しだし京椛ちゃんが浮いている感があります。DLCを購入することにより京椛ちゃんの相手が参入し違ったストーリーを楽しむことが出来ます。

正直フルプライスの時点で高いイメージはあるのでさらにDLCまで購入して2周目をやろうという人は居ないとは思います…なぜDLCにしたのか分かりませんね…

(…ここでのシナリオが良いというのは深いとかの意味ではなく百合関係での話しになります)

 

ちなみにストーリーの展開的には「これからどうなる!?」ってところで終わりますw

まぁクリア済みの方ならある意味キリのいいところで終わったなと感じると思います。筆者はシナリオだけでも読みたいので続編に期待したいですが流石に出ないでしょうね…

 

冒頭でも書きましたがトロコンしてからレビューを書こうと思い立ったのでスクショがなく詳しいゲーム内容については描けてないです申し訳ありません…雰囲気だけわかってもらえれば大体大丈夫なゲームだと思うので許してください

 

まとめ

サクッとトロコンできるサバイバル要素のないサバイバルアドベンチャーゲーといった感じでゲームのクオリティ自体は高くないもののノベルゲーを楽しめる人でなおかつ百合好き、という方には楽しめると思いますが正直に言うならフルプライスで買うほどの価値はないと思います。

日本一信者の自分にとっては初週で買って貢献できる事自体が喜びなのとノベルゲーも百合も好きな自分にとっては満足してますが…

日本一ソフトウェアにお金が落ちるのでできれば買ってほしいところが本音ですけどね!

あんまり贔屓してヨイショするのもアレなので言いますと万人向けのゲームではありませんしお勧めもしません。

値段落ち後やセールの値段になってやっと価値的には「少し高価」ぐらいに収まるのではないでしょうか。

 

というわけで日本一ソフトウェアから発売されたじんるいのみなさまへのレビューでした

 

これからゲームレビューも書いていこうと思ったのでスクショもきちんと撮るようにしますww