うらめしやー、どうも裏飯屋(@urameshiya_kgs)です。
今回はWスカディシステムで使用されているランスロット(狂)について考察していきます。
Wスカディシステムについての解説はこちらから
※この記事はスキルマのスカサハ=スカディ2体が前提の記事になります。Wスカディシステムを運用するに当たってのアタッカーサーヴァント毎の検証記事になります。
基本性能
※各サーヴァントの詳細な性能はWikiにて確認してください(そっちの方が分かりやすいため)この記事ではシステム運用するにあたって必要な情報だけを記載していきます。
NPレートは0.5、宝具は全体多段Q宝具(hit数10)でありバーサーカーなのでほとんどの敵に有利を取れるのでoverkillを取りやすく1ターンではあるがスキル3の魔力逆流でNP獲得量を100%上昇させることができます。
またスキル3はクリティカル威力も100%上昇させることができるので最終ウェーブの高HPの敵も安心して削ることができます。
自身のNP獲得量UPバフは1ターンなので1ウェーブ分礼装等でのサポートが必須になってきます。メジャーなのは魔術礼装の2004年の断片のコードHで1ターンNP獲得量を50%上昇させるやり方です。オーダーチェンジ孔明でも可能ですが周回は時間を掛けない事が大事なのでその場合他のスカディシステムが組めるサーヴァントを使用した方がいいです。
バサスロットシステムは凸カレイドスコープが前提であり運用難易度は少し高めですが抜群の周回性能を誇るので運用が可能であれば育成する事をお勧めします。
NPリチャージ検証とその例
計算式についてはFGOの宝具使用時のNP獲得量計算を参照してください。
クラス補正1の敵の場合
・敵3体クラス補正1、スキルマWスカディバサスロの場合
バサスロ=凸カレイドスコープ
使用スキル「原初のルーン」×2、「魔術協会礼装:コードH」、「魔力逆流」
1ターン目
「原初のルーン」×2、「魔術協会礼装:スキルMAXコードH」使用
0.5×【1×(1+1)】×10×(1+0.5)×1×3=45%
ギリギリ足りませんが上記でも説明したとおりバサスロットの利点はクラス有利におけるoverkillの出しやすさなので比較的敵の体力が低い1ウェーブ目では簡単にoverkillが取れるため特に気にする必要がありません。overkillを計算すると
0.5×【1×(1+1)】×8×(1+0.5)×1×3=36%
0.5×【1×(1+1)】×2×(1+0.5)×1×1.5×3=13.5%
36+13.5=49.5%と大神の英知でチャージしたときに99%となり切り上げられますので2hit overkillでリチャージできます。
2ターン目
「原初のルーン」×2、「魔力逆流」使用
0.5×【1×(1+1)】×10×(1+1)×1×3=60%
2ウェーブ目(魔力逆流使用ターン)では特に何の問題もなくリチャージが可能になります。
また、2004年の断片がスキル1の場合
0.5×【1×(1+1)】×5×(1+0.3)×1×3=19.5%
0.5×【1×(1+1)】×5×(1+0.3)×1×1.5×3=29.25%
19.5+29.25=48.75%と足りませんので4hit目からoverkillをしなければなりません。
スカディの絆礼装込みの場合
0.5×【1×(1+1.1)】×5×(1+0.3)×1×3=20.475%
0.5×【1×(1+1.1)】×5×(1+0.3)×1×1.5×3=30.715%
20.475+30.715=51.18%となり5hit目からoverkillでシステムは可能です。2004年の断片礼装のレベルを数レベル上げないと厳しいですね…
オーダーチェンジ孔明の場合
0.5×【1×(1+1)】×10×(1+0)×1×3=30%
1ウェーブは魔力逆流で補えるので孔明の場合1ターンだけで良いのでスキルマでなくとも20%撒けるのであればリチャージが可能です。
なお開幕パラケルススオーダーチェンジの場合は倍率がコードHと同じため2004年の断片を使用したほうが時間効率がいいです。
条件1 コードH使用時 2hit overkill
条件2 オダチェンによるNP付与スキル10%以上
でシステム可能になります。
クラス補正1.1の敵(騎)の場合
・敵3体クラス補正1.1、スキルマWスカディバサスロの場合
使用スキル「原初のルーン」×2、「魔術協会礼装:コードH」、「魔力逆流」
「魔術協会礼装:コードH」の場合
0.5×【1×(1+1)】×10×(1+0.5)×1.1×3=49.5%
overkill無しでもシステム可能です。
魔力逆流の場合
0.5×【1×(1+1)】×10×(1+1)×1.1×3=66%
なお、魔力逆流Lv.1=スキルマコードH(NP獲得量50%UP)なので敵クラスがライダーキャスターの場合魔力逆流のスキルは1でもシステムは可能です。
また、2004年の断片がスキル1の場合
0.5×【1×(1+1)】×6×(1+0.3)×1.1×3=25.74%
0.5×【1×(1+1)】×4×(1+0.3)×1.1×1.5×3=25.74%
25.74+25.74=51.48%(同じ数値になりましたが計算ミスではありません)
2004年の断片礼装のスキルレベルが1の場合でも7hit目からoverkillできればシステム可能になります。
条件なし
でシステム可能になります。
クラス補正1.2の敵(術.月)の場合
使用スキル「原初のルーン」×2、「魔術協会礼装:コードH」、「魔力逆流」
1.1で既にシステム可能ですが計算すると
「魔術協会礼装:コードH」の場合
0.5×【1×(1+1)】×10×(1+0.5)×1.2×3=54%
魔力逆流の場合
0.5×【1×(1+1)】×10×(1+1)×1.2×3=72%
問題なくシステムは可能です。また、「魔術協会礼装:コードH」がスキルレベル1の場合
0.5×【1×(1+1)】×10×(1+0.3)×1.2×3=46.8%
「魔術協会礼装:コードH」がスキルレベル3の場合
0.5×【1×(1+1)】×10×(1+0.36)×1.2×3=48.96%
0.04%足りませんのでスキルレベル4から可能になります。
もちろんこれはoverkillがない場合なので特に気にする必要はないと思います笑
クラス補正0.9の敵(殺)の場合
・敵3体クラス補正0.9、スキルマWスカディバサスロの場合
使用スキル「原初のルーン」×2、「魔術協会礼装:コードH」、「魔力逆流」
「魔術協会礼装:コードH」の場合
0.5×【1×(1+1)】×10×(1+0.5)×0.9×3=40.5%
「魔術協会礼装:コードH」overkillの場合
0.5×【1×(1+1)】×5×(1+0.5)×0.9×3=20.25%
0.5×【1×(1+1)】×5×(1+0.5)×0.9×1.5×3=30.375%
6hit目からoverkillでリチャージ可能になります。
魔力逆流の場合
0.5×【1×(1+1)】×10×(1+1)×0.9×3=54%
なおコードH無しでオダチェン孔明等を使用する場合
0.5×【1×(1+1)】×10×(1+0)×0.9×3=27%
条件1 コードH使用時 5hit overkill
条件2 オーダーチェンジ使用時 NP付与スキル23%以上
でシステム可能になります。
クラス補正0.8の敵(狂)の場合
・敵3体クラス補正0.8、スキルマWスカディバサスロの場合
「魔術協会礼装:コードH」の場合
0.5×【1×(1+1)】×10×(1+0.5)×0.8×3=36%
overkillの場合
0.5×【1×(1+1)】×3×(1+0.5)×0.8×3=10.8%
0.5×【1×(1+1)】×7×(1+0.5)×0.8×1.5×3=37.8%
10.8+37.7=48.5%
3hit目からoverkillではギリギリ足りないので2hit目からoverkillが必要になります。
ちょっと運用は厳しいのでこれならNP獲得量の高いサーヴァントを運用したほうがいいですね。
魔力逆流の場合
0.5×【1×(1+1)】×10×(1+1)×0.8×3=48%
NP獲得量100%UPの魔力逆流でさえoverkill無しでは届きません
条件1 2hit overkill
条件2 NP獲得量UPバフが50%以上
条件3 NP付与スキル20%以上(2ターン)
でシステム可能になります。
まとめ
バサスロはクラスがバーサーカーなのでルーラーとフォーリナー以外に1.5倍のダメージを出せる所が魅力です。hit数も10とoverkillが出しやすくほぼ全てのクエストに連れて行くことが出来る優秀なサーヴァントです。
しかしNP獲得量自体はそこまで良くないので狂相手だとNP獲得効率のいい他のサーヴァントを使用したほうがシステムは組みやすいです。
難点はシステムを完成させる難易度が高いことです。凸カレイドスコープは必須であり魔術協会礼装の2004年の断片礼装も経験地を稼がないといけません。
スキルは第三スキルの魔力逆流だけで大丈夫ですがこちらもスキルレベル10が前提になります。
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